赤ちゃんとのスキンシップにベビーマッサージが良いとは聞くけれど、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?避けるべきタイミングや使うオイルの種類は何?この記事を読んでベビーマッサージの正しい知識をつけましょう。
ママにとってもメリットが多いベビーマッサージ。ぜひ親子のスキンシップとして、取り入れてみてくださいね。
ベビーマッサージとは?
いつからやっていいの?
ベビーマッサージの開始時期に、明確な決まりはありません。
新生児からでも可能ですが、赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。1ヵ月検診が終わり、赤ちゃんとのリズムが少しつき始めてから行うことをオススメします。
また、ベビーマッサージでのスキンシップに年齢制限はありません。子どもが喜ぶ間はぜひ続けてくださいね。
オイルは何を使ったら良い?
赤ちゃんへのマッサージは、オイルを使って行うとより効果的です。
赤ちゃんの肌は大人よりもオイルが浸透しやすいので、できるだけ肌に優しい品質の良いものを選びます。キャリアオイルと呼ばれる100%天然の植物オイルを使用しましょう。純粋な植物オイルは赤ちゃんの口に入っても安心です。
反対に、香料や酸化防止剤などの添加物が入っているもの、香水や化粧品など匂いが強い物も使用を控えた方が良いです。
避けるべきタイミングは?
予防接種後24時間以内は避け、ミルクをたくさん飲んだり食事をした場合には1時間以上待ってから行いましょう。初めて使うオイルの場合は事前にパッチテストも忘れずに。
また、ママと赤ちゃんの気持ちが落ち着かない時は、マッサージは一旦やめましょう。
ベビーマッサージのメリットは?
赤ちゃんの心・体・脳を健やかに育てる
ベビーマッサージは、皮膚への刺激を通して、五感を活性化させます。
赤ちゃんの好奇心ややる気を育み、どんなことにも知的な関心をもつ積極性のある子どもに育つと言われています。また、ママからマッサージを受けることで、人への安心感や信頼感が強まり、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。ベビーマッサージによるリラクゼーション効果は、成長ホルモンの分泌を促進し、リンパ系を刺激することにより免疫力を高めてくれます。
親子の絆を深める
ベビーマッサージによって優しく触れられ、心が落ち着いている時にオキシトシンという成長ホルモンが分泌されます。
オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、ママに抱っこされたり触ってもらったりする機会の多かった子どもは、オキシトシンの分泌量が多いとされています。また、赤ちゃんだけでなく、ベビーマッサージにはママのオキシトシンを増やす効果があります。心と体の触れ合いによるコミュニケーションで、良好な親子関係を築くきっかけとなることでしょう。
ママへの効果
直接赤ちゃんの肌に触れるベビーマッサージにより、赤ちゃんの成長のプロセスを実感することができ、まだ言葉を喋れない赤ちゃんとのコミュニケーションに最適です。また、赤ちゃんにオイルマッサージをすることで、ママの血行も良くなり、忙しい育児の合間の癒しにもなりますよ。
まとめ
ベビーマッサージはいつでも好きな時間に行うことができます。ママが落ち着けて赤ちゃんの機嫌が良い時に行ってみてください。
お風呂の前もしくは後に設定すると、マッサージのためにわざわざ裸にさせる手間がないのでオススメします。目を合わせて赤ちゃんの名前を呼んだり、愛情を持って語りかけたりしながらマッサージをしてあげてくださいね。赤ちゃんとママに幸せな時間が流れることを願っています。
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